ニキビ治療の処方薬試してみた【内服薬編】
ニキビに長年悩まされてきた私は、昔から様々な薬や化粧品を試してきました。今回は試したことのある内服薬を紹介していこうと思います。ニキビに悩まされている方の参考になれば嬉しく思います。
これらのお薬は処方薬なので、病院を受診する必要があります。美白など美容目的であれば、自費負担になってしまいます。ニキビの治療であれば、3割負担です。ご注意下さい。
内服薬
①ビタミン剤
★★★シナール配合錠
・錠剤は大きめで飲みにくいですが、水なしで飲める顆粒もあります。
・レモンの味がして酸っぱくて美味しいです。
ビタミンC(アスコルビン酸)とパントテン酸の配合剤。ビタミンCには、身体の老化を防ぐ抗酸化作用があり、身体に良いと言われています。パントテン酸はビタミンCの働きを助ける役割として使われています。
シナールはビタミンCのシと「白くなーる」のナールが由来の名前であり、メラニン色素の形成を抑え、シミやニキビ痕の色素沈着したお肌に効果的です。
昔から使い続けてますが、使い始めたとこは、肌が白くなってファンデーションが合わなくなってきたと感じるくらい効果はでています。紫外線のきつい春先〜夏の間は、シミを予防する目的で必ず飲むようにしています。
【第3類医薬品】シナールEX顆粒 60包
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★★ハイボン錠(リボフラビン)
ビタミンB2製剤。肌のターンオーバーを整えたり、脂質の代謝を促して皮脂分泌を抑制する働きがあります。油脂肌の方に効果的。高コレステロール血症の治療や口内炎にも使用される。
シナールと合わせて処方されることが多い。
★★ピドキサール(ピリドキサールリン酸)
ビタミンB6製剤。皮膚、粘膜、神経の炎症や貧血の治療に使われる。皮脂分泌を抑える作用がある。
これらのビタミン剤を過剰に服用すると、まれに下痢などの副作用を起こす可能性があります。水溶性のビタミンのため、過剰分は体外に尿として排出されるので、比較的安全性が高いお薬だといえます。
ビタミン剤は、補助的な役割なので、他の薬と組み合わせて使うことが多く、市販薬(OTC薬)でも購入することができます!
②抗菌薬(抗生物質)
重症化したニキビには少し大げさにも思われますが、抗生物質を使う方法もあります。ニキビの原因となるアクネ菌にはセフェム系抗菌薬、ペニシリン系抗菌薬が有効。
★ミノマイシン錠(ミノサイクリン)
菌が増殖する際のタンパク質の合成を阻害する。抗生物質なので副作用がでることもあるので、用量用法に気をつけて慎重に。
③漢方
ニキビができる根本的な原因を探り、体質を改善するための治療。害は少ないが、時間がかかる印象。
④ホルモン治療
ホルモンバランスの崩れにより、慢性的にニキビが治らないことがあります。海外ではニキビの治療でホルモン治療をすることがよくあります。皮膚科で治療してもどうしても治らない場合は、検討してみて下さい。
まずは市販薬から試してみて、それでも効果が出ない場合は皮膚科を受診してみましょう。
個人的な感想
ビタミン剤は続けて飲んでいますが、効果があると感じています。特にシナールはおすすめなので、是非始めてみて下さい。
私はニキビとは別の目的で、婦人科でヤーズフレックスという低用量のピルをもらって、しばらく服用したことがあるのですが、中学生のころから十数年間悩み続けていた背中のニキビが綺麗さっぱりなくなり、驚きました。
今は服用をやめているので、背中はニキビだらけですが‥‥効果わ抜群です。
ニキビ治療の処方薬試してみた【外用薬編】 - 25歳OL美容健康マニア